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このページのAAの文献からの引用のうち、12のステップ、12の伝統(短いものと長文のもの)、12の概念の短いかたち、AAの序文は、AA日本ゼネラルサービス(JSO)が公開している日本語です。ビッグブックの本文、祈り、12の概念の長いかたち、そのほかのAAの文献や歴史書からの引用の日本語は、AAの英語の原文からの私たちの翻訳で、AAが出版した日本語訳ではありません。英語で読む
12の伝統と、ワールド・サービスのための12の概念。AAが生き長らえ、自立し続けるための枠組みです。
12の伝統
12の伝統の長文のもの。ビッグブック(英語版『Alcoholics Anonymous』第4版、563~566ページ)に載っているものです。日本語はAA日本ゼネラルサービス(JSO)が公開している文言です。
- 各メンバーは、アルコホーリクス・アノニマスという大きな全体の一部である。AAが生き長らえなければ、私たちの多くが確実に生命を失うことになるだろう。したがって私たちの全体の福利がまず優先される。しかし個人の福利がすぐそのあとに続く。
- 私たちのグループの目的のための最高の権威はただ一つ、グループの良心のなかに自分を現される、愛の神である。
- 私たちの共同体は、アルコホリズムに苦しむ人すべてを含むべきであり、回復したいと願っている人はどんな人であっても拒んではならない。AAのメンバーであるためには、金のあるなしを問われることはなく、また、何らかの規則に服従する必要もない。飲まずに生きたいと願うアルコホーリクが二、三人集まれば、グループとしてAA以外のどんな団体にも加入していないかぎり、自分たちのことをAAグループと名乗ることができる。
- グループ内の問題について、各AAグループは、何かの権威に対してではなく、自分たちの良心に対して責任を負うものである。しかしあるグループの計画や行動が近くにあるグループの福利に関係する場合は、それらのグループは相談を受けるのが当然である。またどのグループも、各地の委員会も、あるいは個人も、AA全体に大きくかかわるような行動をとろうとする場合は、まず常任理事会にはかるべきである。その場合、私たち全体の福利が最優先される。
- アルコホーリクス・アノニマスの各グループは、いま苦しんでいるアルコホーリクにメッセージを運ぶことだけを本来の目的とした、霊的共同体であるべきである。
- 金銭、財産、権威の問題は、ともすると私たちを本来の霊的目的からいとも簡単にそれさせる可能性がある。だから私たちは、純粋にAAのためだけに用いられる財産は、すべて別個に法人化して管理し、物質的なことと霊的なことを分けるべきだと考える。AAグループとしては決して事業に携わってはならない。またAAメンバーの回復の助けになるクラブや病院などは、多くの資産や管理が必要であるため、別個の組織として設立し、必要ならばグループがいつでも協力関係を手放せるようにすべきである。したがってそうした施設はAAの名称を用いてはならない。管理も、その仕事を金銭的に支えている人たちだけで行うべきである。クラブの管理者は、AAメンバーがふつう望ましい。しかし病院や回復のための施設は、医療面からの指導を受けながらAAメンバー以外の者が運営するほうがうまくいく。AAグループは誰とでも協力するが、しかしその協力関係は、明らかな事実であれ、暗黙のうちであれ、帰属したり、保証をし合ったりするところまではいくべきでない。AAグループは他の何ものにも拘束されてはならない。
- AAグループは、そのメンバーによる自発的な献金だけで完全に自立すべきである。グループ、あるいはクラブ、病院、その他の外部の機関が、アルコホーリクス・アノニマスの名前を使用して募金を依頼することは、非常に危険であり、またどこからのものであれ、多額の贈り物や、何らかの義務が生じるような寄付を受けることは賢明ではない。各グループは自立を早急に達成すべきであると考える。また慎重に設定された予備金の範囲を超えて、明らかな目的もないままに蓄積されるAAの資金にも、私たちは大きな懸念を抱いている。財産、金銭、権威をめぐっての無益な論争ほど、私たちの霊的遺産を確実に破壊するものはないことを、経験がしばしば戒めているからだ。
- アルコホーリクス・アノニマスはあくまでも職業化されずアマチュアでなければならない。ここでいう職業とは、料金を取って、あるいは給与をもらって、アルコホーリクをカウンセリングすることをいう。しかし私たちのサービスのために人を雇う必要のある場合、アルコホーリクを雇うことができる。これに対してはそれ相応の報酬が支払われてよい。しかし私たちが行う通常のAAの「十二番目のステップ活動」は常に無償でなければならない。
- 各AAグループは、組織化を必要最小限にとどめるべきである。リーダーも交代制にするのがいちばんよい。小さなグループの場合、セクレタリー(実務担当)を選ぶ。大きなグループは任期制の委員会を、都市部の大規模なグループはセントラル/インターグループ(オフィス)委員会を持って、常勤の実務担当者を雇用する場合が多い。常任理事会の常任理事は事実上、AAのゼネラルサービスの委員である。彼らはAAの伝統の番人であり、AAメンバーの自発的な献金の受け取り人である。ニューヨークにある私たちのゼネラルサービス・オフィスはこの献金によって維持されている。常任理事会はAA全体の広報活動を行う権限をグループから託され、私たちにとって大切な機関誌「グレープバイン」がAAの原理に忠実であるよう保証する。こうした代表者たちはすべて、奉仕の精神に導かれている。AAの真のリーダーとは、信頼され、経験豊かな、全体のためのしもべにほかならないからである。彼らはその肩書きによってどのような権力も得ることはなく、また支配もしない。彼らが役立っているかどうかの判断の手がかりは、全般に尊敬を受けているかどうかである。
- どのAAグループもメンバーも、AAを巻き込むような形で、外部の論争に対して意見を述べてはならない。特に政治や禁酒運動、宗教の宗派的問題には立ち入らない。アルコホーリクス・アノニマスのグループは誰に対しても反対の立場を取らない。そういう問題についてはどのような意見も表明しない。
- 私たちの広報活動の特徴は、個人の無名性にある。AAはセンセーショナルな宣伝を避けるべきだと考える。AAメンバーとしてフルネームや写真を放送したり、映画にしたり、公の出版物にのせるべきではない。私たちの広報活動は宣伝でなく、ひきつける魅力に基づくべきである。AAのことを自画自賛する必要は少しもない。AAの友人たちに推奨してもらうほうがよいと私たちは考える。
- 最後に、アルコホーリクス・アノニマスの私たちは、無名であることには霊的にはかり知れない重要性があると信じている。それは個人よりも原理が優先していること、本物の謙虚さが実行されなくてはならないことを、いつも私たちの心にとどめてくれる。それは、私たちが受けた偉大な恵みに決して甘んじることなく、私たちすべての者を導く神への感謝の思いのうちに、永遠に生きるためである。
ワールド・サービスのための12の概念
概念は、グループの良心から常任理事会まで、AAのワールド・サービスの機構がどのように働くかを述べています。1962年にビル・Wによって書かれました。
- AAのワールドサービスのための最終的責任と究極の権威は、常に私たちの共同体全体の集合的良心に帰属すべきである。
- AAの評議会は、ほぼ実際上、その世界的な事柄において共同体全体の積極的な声であり事実上の良心となっている。
- 効果的なリーダーシップを確保するため、AAの各構成要素、つまり、評議会、常任理事会とそのサービス法人、スタッフ、委員会、法人の管理責任者には、伝統的な「決定権」が与えられるべきである。
- すべての責任あるレベルにおいては、それぞれが果たすべき責任に見合った割合で投票権のある代表権が認められ、伝統的な「参加権」が保証されるべきである。
- 私たちの機構全体を通じて、少数意見が聴かれ、個人的苦情が慎重に考慮されるよう、伝統的な「アピール権」が行き渡っていなければならない。
- ワールドサービスの事柄のほとんどにおける主な主導権や実際の責任は、常任理事会として活動する評議会の常任理事メンバーによって遂行されるべきことを、評議会は認識している。
- 常任理事会の憲章および準則は法的文書であり、それによって常任理事はワールドサービスに関することを管理し、執行する権利を与えられている。評議会憲章は法的文書ではない。その最終的効力は伝統とAAメンバーの資力にかかっている。
- 常任理事は全体的方針と財政についての主要な企画立案者であり、管理者である。彼らはそれぞれ分離して法人化され、絶え間なく活動を続けるサービス機関の後見的監督であり、これらの法人のすべての理事を選ぶ権限を通してこれを実行している。
- 良いサービスリーダーは、私たちの将来の機能と安全のために、すべてのレベルで欠かせないものである。かつてAAの創始者たちによって実践されたワールドサービスにおける主要なリーダーシップは、アルコホーリクス・アノニマスの常任理事会常任理事によって、必ず引き継がれなければならない。
- すべてのサービスの責任には、それに見合った同等の権限が伴わなければならない。その権限の範囲は、常によく定義されていなければならない。
- 常任理事には、できるだけ優れた委員会、サービス法人の理事、管理責任者、スタッフ、コンサルタントが、常に必要である。構成、資格、導入方法、そして権利と義務の問題には、常に重大な関心を払う必要がある。
- 評議会は、危険な富と権力の座に決してなることはなく、財政原則は十分な運営基金と準備金とをもった慎重なものとし、評議会のだれひとりとして、他のメンバーに対して絶対的な権威の地位に着くことはなく、その重要な決定はすべて、討論と投票とによって、できる限り事実上の満場一致に至るようにし、その決議はいずれも個人を罰するものであったり、公の論争を引き起こすものではなく、政府の役をするどのような行為もなく、評議会が奉仕するこの共同体と同様に、その思想と行動において、常に民主的であり続ける、ということに留意してAAの伝統の精神を必ず順守すべきものである。
Recovery Einsteinでさらに深く
どの伝統、概念、ビッグブックの一節についても、Einsteinに質問できます。AAの原理に忠実な4つのAIモードがあります。
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